−昇る龍−2話「神社とビー玉」

ざわめく木の葉

苔がびっちり生えた龍神の石像

せせらぐ、綺麗な川


駅から徒歩15分の場所にある「神社」

そこに龍也はいた、

「ここか・・・」

すり減った石の階段を上がった所で龍也は声をかけられた、

「よう!龍坊!」
「げっ・・・榊のオッサン・・・」


そこには頭にねじりハチマキを巻いた、威勢の良さそうな男がいた

「オッサンとは何だ!だいたい神社に来たら俺に会う事承知で来たんだろ?用件は何だ?」榊は早口で言った、

「ああ、木二郎いる?」龍也は軽いかんじで言った、


「おう!いるぜ!今は裏の掃除してると思うぜ」
榊は愛想よく言った、
「おっ、ありがとな榊のオッサン!」
龍也は急いで言った、そして神社の裏に走って行った、

「オッサンじゃねーって言ってんだろ!!」榊が大声で言った、





神社にはおとなしそうな男がいた、

「よう!木二郎、」
軽く挨拶しながら言った、

「あ、龍也君どうしたの?」
木二郎は笑顔で言った、

「咲山の写メに気になる物が写ってたんだが・・・、最近ここにロケット花火が落ちてたか?」

深刻な顔から明るい顔に表情を変えながら龍也は言った、

「最近?」
「そう、最近」

「うーん最近はゴミなんかあまり落ちてませんからね
木二郎は考えながら言った、
次の瞬間パッと表情を変えて、思い出した!という顔をした、

「そうだ!これが落ちてました!差し上げようと思っていたんです」

そう言うと木二郎はポケットからビー玉を出した、
ビー玉の中には小さな龍神が入っていた、

「おお、これは綺麗だな」
龍也が笑いながら言った、

「悩み事の解決に役立つといいですね」

木二郎は笑顔で言った、

「おう!ありがとな!」龍也は威勢よく言った、
その時、

「おーい木二郎!こっち手伝ってくれ!!」
遠くで榊の声がした、
「いっけね!じっちゃんが呼んでる!」

少し笑いながら木二郎がいった、

「では、これで」

木二郎は深くお辞儀をした、

「おう!じゃーな」

龍也は神社を離れた、

少したって龍也は家についた、だがおかしい、戸口に知らない男たちが立っている。







    続く 







ハハハハハハハハハハ今日はニスモフェスタに行ってきました、

詳しい話は明日!フォトライフに写真だすのも明日!

んじゃさいなら〜