−昇る龍−十一話「壊れていく日常」
龍也は今日も外を眺めていた、
榊が最後まで言わなかった事
災害時に何があったんだ?
龍也はそんな事を考えながらも龍也は榊を追求する気にはならなかった
「ふわぁーあ」
「考えてもしゃー無いかぁ!、帰ろ」
その頃、高層ビルの最上階に氷室がいた、
「まだ、龍也くんは連絡をしてこないのですか?」
氷室はイライラした口調で言った、
「仕方がない、真炎を呼んで下さい」
氷室が声を出すと同時に大男が走りだした、
30秒後、氷室の前にいたのは龍也と同じ位の青年だった、
「氷室さん、何があったんですか?」
真炎と呼ばれていた青年は不気味な声を出した、
「貴方にはこの学校を壊してもらいます」
氷室は内ポケットから紙を取り出して、真炎に手渡した
「了解」
青年は紙を受け取り、近くのアタッシュケースを両手に抱え歩いて行った、
「ククク・・・さて、龍也くんは生き残れるでしょうかね・・・」
氷室は気味の悪い薄笑いを浮かべて、コーヒーカップを口に運んだ
「何と言ってもあの子は・・・」
「ククク・・・ハーッハッハ!」
氷室は高笑いして外を眺めた、
「龍也くん・・・死なないで下さいよ・・・」
続く
何か風邪っぽい・・・寝よう・・・